加齢黄斑変性症の治療

先日のソナエ博では、加齢黄斑変性症について一般の方々への講演をさせていただきました。
加齢黄斑変性症は当ブログ内でも何度かご紹介している通り、現在の治療の主流は抗VEGF薬の硝子体注射です。
そして、この硝子体注射が奏功しない難治症例に対して、今後期待されるのがiPS細胞移植ということになります。
本日のニュースでは、臨床治験1例目の患者さんが経過良好で、来年には2例目に着手する予定とのことでした。
「iPS臨床2例目に着手 来夏にも網膜移植 先端医療センター」(神戸新聞NEXT 10月30日(木)7時1分配信)
1例目の患者さんの詳細な経過や今後の展望についてはまだ知ることができませんので、来月の日本臨床眼科学会で報告があるかどうか少々気になっているところです。
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