レンティス vs リストア

今日はお昼から白内障手術を20例行いました。うち2例で多焦点IOLを使いました。

レンティス Mplus トーリックが1例、アルコン リストアが1例です。

今まで、多焦点のトーリック(乱視矯正付き)といえばレンティスだけでしたが、最近、リストアにもトーリックが発売されました。多焦点IOLといえば裸眼視力を要求されますので、乱視矯正が同時にできるとありがたいです。

レンティスは屈折型、リストアは回折型でそれぞれ特長があります。患者さんの眼の状態や生活態度、裸眼視力の要求度などにより、どちらのレンズにするかを決定します。

多焦点レンズに決定版はありません。あくまでも患者さんとのマッチングが大切で、難しいところです。

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