カラコンによる目の障害

以前に、当ブログ内でカラコンによる角膜障害のことをお知らせしたことがありましたが、本日もこのような記事がありました。
「カラーコンタクトレンズ、目に障害多発 国民生活センター実験」
(2014年5月22日 日本経済新聞より一部抜粋)
・カラーコンタクトレンズカラコン)について、国民生活センターは22日、「通常のコンタクトより、目に障害を起こしやすい商品が多い」との実験結果を公表した。
・眼科医の診察を受けずに通信販売で買う女性が目立っており、センターは「必ず医師の処方を受け、異常を感じたらすぐ使用をやめて」と呼び掛けている。
・17商品の着色状況などを調査。11商品はレンズ表面を着色していたが、うち9商品が「着色はレンズ内部」と事実と違う表示をしていた。洗浄で色落ちするものもあった。
当院においても、カラコンによる角膜障害を時折見かけることがあるのですが、中には今まで見たこともないような奇妙な角膜びらんを起こしている症例もありましたので、やはりカラコンの種類によっては粗悪なものもあるのだと思います。眼科で処方されるような大手メーカーのカラコンであれば、角膜障害の頻度はだいぶ少なくて済みます。
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