(生体?)角膜移植

海外の眼科雑誌をペラペラめくっていると、ふと妙な写真が目に飛び込んできました。
木の枝の上に、土にまみれた目玉がちょこんと乗っかっています...(写真は衝撃的過ぎて供覧できません..)
「義眼???」
と思いながら読んでみると、本物の眼球でした。なんと、クマに顔面を襲われた人から飛ばされた眼球が、翌日近くの木の枝で発見されたという顛末でした。
しかも、この話には続きがあります。
この眼球をご本人に戻すことは不可能なので、同意を得たうえで角膜移植に提供されることになったとのことです!
おそらく、生きている人からの角膜提供は初めてであろうという記事でした。
日本ではさすがに倫理的、衛生的にこの角膜提供は成立しないと思いますが、世界には思いもよらないようなことがいろいろあるものですね...

Reference: The bear facts. Eye world USA 19(3)p146, 2014
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