サプライズ!

3月1日に開院20年を迎えました!と院長が書いていましたが、日々の診療に関係しない私には、やはりスタッフとの思い出が一番印象に残っています。

20年の中でたった一度だけ受付にすわったことがありました。午後で手術があった日です。その時スタッフが大幅に入れ替わり、手術場もモタモタしていたのと、外傷(たぶん)の緊急の患者さんが入ったために、白内障手術の患者さんが時間通りにいかず、イライラしてきた男性患者さんが怒りだしました。着いて来てる奥さんがなだめても患者さんは「ここは予約制と違うんか〜!何でこんなにおそいねん!!!」と受付に怒鳴りました。

受付も新しく入ったスタッフで若い女性ですから、「ひえ〜…」となりました。ですから、ここは年長者の私が対応せねば!と、その怒っている方に出来るだけ優しく、落ち着いて「お待たせして申し訳ありません。緊急の患者さんが来られて今緊急手術中なんです。終わり次第お呼びします。もうしばらくお待ちください」と説明しましたが、しばらくしたらまた怒ってこられました。それでも優しい表情を保つように努力しました。(顔がピクピクしそうになった)

本当に受付は忍耐が試される部署だと痛感しました。その時に一緒に受付をしていたスタッフはずっと前に結婚して、出産後もまたパートで来てくれていましたが、娘さんが小学校に上がるときに退職しました。娘さんはもう高校生です。

受付だけでなく、手術に直接関わっている看護師の緊張感はすごいものでしょうし、検査は、眼内レンズの度数、レーシック手術の入力値など、検査値のズレが結果を左右する重要な部署です。みんな、毎日偉いな〜と感心しています。

それから、初めての院内旅行は山代温泉でした。当時は「雷鳥」で北陸へ行きました。電車の中では修学旅行のように騒いで楽しかったです。子連れ参加のスタッフもいました。
大広間での宴会の後は女性スタッフだけの「腕相撲大会」 そこで、私は優勝してしまいました!(か弱いふりをしていたのに..勝負となると本性が出て…汗)
以後、何度か「腕相撲大会」をしましたがここ数年は途絶えています。

これまでにたくさんのスタッフの結婚式に参列させてもらいました。赤ちゃんが生まれると連れて来てくれます。スタッフのご主人がレーシックを受けてくれました。
スタッフの入れ替わりはありますが、今年で勤続10年のスタッフが7人となります。(一番長い人は17年)

そして、3月3日(月)のお昼に看護師長が何やら真剣な顔で「院長と奥さんに見て頂きたい物があります」と言うので恐々スタッフルームに入って行くと、職員さんがずらりと並んでいます。これは、何事か?!と思ったら、副院長が「開院20年おめでとうございます!これからも皆で頑張って行きます。これはスタッフからの記念品です。」
と、贈り物を頂きました。中にはM.ダックスの顔のプリザーブドフラワー!可愛い〜!プレートには「祝 開院20年」の文字が。サプライズの贈り物に感激です。

贈り物は早速、院長室に飾らせてもらいました。その、写真は後で乗せます!
スタッフの皆さんに支えられてきた20年なんだと...あらためて感じました。これからも、宜しくお願いします!
                                                Y.T