天神祭

今日は天神祭の日です。私にとって天神祭は特別な日です。それは、28年前に長男が生まれた日。その日も暑い日でした。早朝から陣痛が始まり、10時頃に病院に行きましたが午後3時を過ぎても赤ちゃんが降りて来ない...、レントゲンを撮ると骨盤で赤ちゃんの頭が引っかかっているから「吸引分娩か鉗子分娩か」と先生から言われたそうです。(私はこの時うなっていたので全ては母が決断しました)母は「吸引も鉗子」も怖いから(何と!)「帝王切開にしてください」と本人には何の相談もなく決めたのです。私はいきなり周囲が慌ただしくなり看護師さんが「手術の準備しますからね」と、これ、また意味不明だったけれど何しろ陣痛で痛いので、なされるがままに手術室に入りました。すごく痛い腰椎麻酔をして、先生が「これ痛いですか〜?」その5〜10分後に長男の大きな鳴き声が聞こえました!「元気な男の子ですよ。」

6人部屋の端っこのベッドに寝かされていました。術後なので赤ちゃんとは別です。麻酔が切れる前は何故か、とても寒くて毛布を4枚かけてもらいました。頭も痛いしお腹も痛いし気分は最悪でした。なのに外では、カネの音、花火の音、いろいろうるさいのです。ああ、今日は天神祭の日です。ここは、大川沿いに立つ住友病院
最悪...

これが私の天神祭の思い出です。

10日後の8月4日に先生に頼みこんで退院しました。それから1ヶ月後の9月4日に長男を連れて伊丹空港から成田経由で父親の待つアメリカ、ミネソタ州に向かいました。

あれから28年....時の経つのは本当に早いです。長男はすっかり大人になりいつの間にか親を慰めたり、いたわったりしてくれるようになりました。

これからも健康に気をつけて幸せな人生を送れるよう願っています。

お誕生日おめでとう!
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